龍
蒔絵
龍は雷雲や嵐を呼び起こし、竜巻となって空に昇り自在に飛翔し、秋には深淵に潜み、春には天に昇るとも言われています。天に向かう昇龍と天から降りてくる龍は 縁起の良い絵柄として好まれています。
ドラゴンの吉兆な飛翔。
特に、龍は天に昇って宝珠を取ってくるといわれていることから、降龍は宝珠を持って描かれます。宝珠は、病を治したり、災いを避けたりすることができ、ありとあらゆる願いが叶う神聖な玉だと言われています。
蒔絵万年筆に描かれている宝珠は、アワビの貝殻の小さな粒子を使用して螺鈿技法で描かれています。 龍は雷雨の金色の光に囲まれ、その背景には雷雨が始まった場所である富士山が描かれています。
スーベレーンM1000はドイツで製造され、日本で加飾されます。ペリカンのロゴ、限定番号、そして蒔絵師の署名が蒔絵で描かれています。
蒔絵「龍」は、2023年に発表され、限定123本で生産されました。18金のペン先は、書き心地が手作業で入念にチェックされています。
万年筆本体はドイツで製造され、日本で蒔絵が施されています。